Description
このアプリは数学Iで暗記しておいた方が良い公式等を、覚えやすいように、ヒントとなる部分も表示できるようにした、暗記カードのようなものをイメージして作りました。
暗記というと数学や科学では理解して考えて使えなければというもっともな意見を耳にしますが、理解する為にも、考える為にも、使う為にも脳の神経回路を準備しなければできません。その準備にあたるのが暗記なのです。
このアプリの特徴は
(1) カード形式である。
(2) ヒント、途中経過などがある。
(3) 仕分機能がある。
(4) カードの表示速度を設定できる。
(5) 公式だけではない覚えておいた方が良い内容も含む。
などです。
普通の暗記用のカードですとQ(質問) A(答)を裏表にして裏返しながらQとAを覚えますが、コンピュータの表示の利点を生かして、ヒントや途中経過等になるものいくつかを瞬間的に表示できるようにしました。
また、覚えたものを表示しなくする仕分け機能をつけました。
カードの表示速度も一段階速くすると時間で約0.7倍になります。ただし、ヒント等は半分です。特遅は、標準速以下の速さで利用できます。遅いは2倍速以下で利用できます。画面のリフレッシュレートの関係がありますのであまり速くできません。
遅くすると、覚えようとする意識が出てしまうのであまり遅く表示するようにはしていません。潜在意識のヒントになればと思っての機能です。
使い方は簡単です。
まず、「選択と設定」タブで、覚える公式の種類と表示速度、ヒント等表示速度を選択設定します。ヒント等は表示しないようにもできます。仕分けをしたいときは、仕分けモードのスイッチをONにします。普通に覚える時はOFFです。
仕分けしたものを一気に解除したい場合は仕分リセットスイッチをONにして記憶タブに移ればOkです。仕分リセットスイッチと仕分けモードスイッチを同時にONにして、記憶タブに移ると記憶回数をリセットできます。但し、これらは公式の種類ごとです。
次に「記憶する」タブを選択します。仕分けもこのタブです。
「始め」ボタンをタップすると、表示が始まります。
「停止」ボタンをタップすると、A まで表示して止まります。
再開する場合は原則として、最後に表示したカードから表示されます。
一番下のボタンに、表示回数を表示します。それが嫌な場合は、ボタンをタップすると回数表示はなくなります。
仕分けモードでは、カードが表示されている間に「飛ばす」ボタンをタップするとそのカードは通常モードにおいて表示をスキップされます。再度表示できるようにするには「表示」ボタンをタップします。あまり速い速度で表示していますと、タップが間に合わない場合もありますので表示速度を変更してください。
記憶について
記憶のための要点は
① 繰り返す。回数多く!
② 速く覚える。
③ 潜在意識の活用
④ 理解しようと思わない。
覚えようという意識は始める前に!覚える時には集中の妨げになるので、意識しない。同じく理解しようと意識するのも集中の妨げになります。
読書百遍意自ずから通ず
難解な文章も繰り返し読めば、意味が自然と分かってくるという意味ですが、熟読とは違うと思う。繰り返し読んでいるうちに、脳内に神経回路が形成され、分かったように思えるようになることだと思う。ゆっくり読んでいると、脳が別の神経回路を探してしまうので、なかなか覚えられないことになる。理解しながらも、ゆっくりの場合は同じことになると思う。もちろん、理解が覚えるための一助になるが、毎回毎回ゆっくりしていたのでは、しっかりした、神経回路はできないと思う。最初に「覚えよう」と意識が潜在意識に呼びかけ、潜在意識のスイッチを入れて、後は、潜在意識に任せましょう。
ある程度ファジーでいきましょう。
あまり細かい所まで気にし過ぎると、かえって時間も掛かり、自信もつかないので、なかなか覚えられません。公式全てでは無くて、イメージとして思い浮かび、書きながら式として完成できれば良いではないですか。写真の様に出てくるわけではないのです。
潜在意識がなんとかしてくれます。